第7回 あさぎり天空祭り

祭りの後で  雑感


 

 
スタッフを代表して参加者に挨拶するサッチ

 スタッフを代表して最後に挨拶したサッチの言葉が、全てを物語っている。
生きてるって素晴らしい!!

 僕も、そしてきっと祭りに参加した全ての人も、もろもろのしがらみを心の奥に仕舞って、 笑顔とハグと握手と、何よりGood Musicで過した3日間の気持ちを見事に表現してくれた、と思ったことだろう。
 レポートの最後に、僕は誰よりも、祭りを支えたスタッフの皆さんに感謝の言葉を捧げたい。 本当にありがとう!
  そして一緒に3日間を過してくれた、友人・知人にも、、、ありがとう!

 国内でも、海外でも天空祭りの様なフェスティバルが数多く開催されている。 ほとんどの場合、 僕はインターネットを通じて疑似体験させてもらったり、 極たまに、参加した友人のレポートなども楽しませてもらっている。
 そこで、一番の課題となっていることがゴミ問題のように思える。 数日間を天国で過したような気持ちで あったろうと思える参加者達が、主催者側の呼びかけにも関わらず、大量のごみを残していくそうだ。
 考えれば、これくらい情けない話はない。  自らの天国、憩いの場、共有した喜びの場を自ら汚したまま立ち去るとは。
 一方、今回の天空祭り、あるいは忍野デッドでは、祭りの終了後、ほとんどゴミは皆無に近い状態だそうだ。 それは僕らにとって驚くことではない。 何で、そんなことで驚くの?と言う方が理解しやすい。
 主催者・スタッフはことさらゴミのことを注意するわけではない。 あくまでも、参加者の自発的行為として ゴミは持って帰る、と言うことが当たり前になっているのだ。

 参加者の人数が少ないから?などと的外れな論評は聞きたくない。  意識として、皆で作り上げている祭り、と言う気持ちがあるからに違いないと確信している。  あの、歴史的ウッドストックの3日間でさえ、終わったあとのあの、大量のゴミの山の映像が流れた時、 僕はマスコミが流す、愛と平和の祭典と言う言葉に懐疑心を抱いたものだ。
 たとえ、来年、天空祭りが今年の10倍の人たちを集めて開かれても、僕はそこにゴミ問題などと言うことは 存在しないだろうと思っている。
 なぜなら、それが、僕たちの参加する祭りだから、、、、。

 天空祭りは7回目にしてようやく赤字状態を脱した、と聞いた。 スタッフ達のヴォランティアな気持ちと、 主催する何人かの人の金銭的負担も含めた心意気がようやく報われた、 と言うことを聞いて、素直に一緒に喜びたい。
 ミュージシャンへのギャラはいくら支払われているのか知らない。  僕ら参加者は、帰れば日常の経済活動に戻るわけだが、僕らの好きなミュージシャン達の多くは 演奏活動を続けるため、バイトに精を出したり、家族に多くの犠牲を願っているのかもしれない。
 素敵な音楽を聞かせてくれるミュージシャン達に、 音楽だけに専念できるだけの経済的基盤を与えられないものかといつも思っている。
 70年代から続いているシーンの拡大・再生産が行われていないことが、原因なんだろうなあ。  昔、日比谷野音や各大学の講堂を埋めていた人たちはどこに行ったのだろう?  僕らのシーンが次の世代に繋がれ、拡大していけば、ミュージシャン達も生活と言った面で より改善されるのだろうけどなあ。
 デッドにビル・グレアムがいたように、日本にも出でよ、偉大なるプロデューサーが、、、。

 残念ながら会場には体を洗える場所がない。 仕方なく、僕らもスタッフも、多分ミュージシャンも 近くの温泉へ行くことになる。  その間、熱演するミュージシャンの音楽が聴けないことになる。 これはとても残念なことだ。
 来年は、是非、水だけでも良いからシャワーを浴びれる施設を設けて欲しい。  水道さえあれば、シャワー工事を手伝っても良いと思っている。

  言葉足らずだったかもしれない。 とりあえず、この項は終えるとしよう。


最後にサッチがmixiの天空祭りコミュニティに寄せてくれた文を引用します。


第七回あさぎり天空まつりを終えて

 第七回あさぎり天空まつりに携わり盛り上げて下さったSTAFF,MUSICIAN,並びにオーディエンスの皆様にあさぎり天空まつり実行委員会一同心より御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
 過去六回において見事なまでの”赤字まつり”を作り上げてまいりましたが、今年、七回目にしてようやく±0にて大成功をおさめることが出来ました。
 事細かな計算をするならば、まだまだ若干の赤字はございますが、素人の私たちにしてみれば万々歳の結果と相成りましたことをご報告致します。真にありがとうございました。
 思えば、メインstaff達の勢いと意地と底抜けのポジティヴ-ヴァイブレーションのみで続けてまいりましたが、日本全国に名を連ねるDeadHeadsの大先輩の方々のお力添えもあって、ようやく今、天空まつりは輝けるスタートラインに立ちました。
 これまでの七回にわたるおまつりは、私達にとってほんの予行演習だったと言う事で、いよいよ来年から天空まつりの本番だぞ!と、我々staff 一同初心に帰り、ますますどでかい幸せをお届けするつもりであります。
 今後とも、どうかあさぎり天空まつりをご贔屓によろしくお願い致します。

 このまつりは私達にとってまるですくすくと育つ子供の様に思えてなりません。 はしゃぎながら私達の周りを飛び回り、まるで風のように過ぎ去ってゆく無邪気な子供のように・・・。皆様はと言うと、その子を見守る親のように、優しく、明るく、楽しく、時に厳しく導いてくださいます。
 何の問題なく、ゴミ1つ落ちていないという事実も「すばらしい!!」「信じられない!!」と声をもらす方々ばかりですが、私達staffにしてみれば、それで「あたりまえ」それが「ふつう」なのです。本当に素晴らしいのは、このまつり、いいえこの世界、を作り出している皆様一人一人に他なりません。

 どうか、これからもこの小さな「天空まつり」という素晴らしい世界を一緒に作り上げていきましょう!

 とかく私は、人から「主催者の・・・」とか「このまつりをオーガナイズしている・・・」などと紹介されがちですが、申し訳ありませんが、あさぎり天空まつりにおいては特定の主催者は存在いたしませんのであしからず・・・。
 このまつりに来たすべての人が主催者なのだ!です!
 本当に本当にありがとうございました!

 天国の”小野ちゃん”俺達楽しんでるよ!
      ありがとう!
 また来年会いましょーー!!
 全宇宙の原子の一粒一粒よ、ありがと―――――――!!

  
―あさぎり天空まつり― 言いだしっぺ その1 サッチでした。




最後までレポートを読んでくれてありがとう。 また、来年も天空祭りでお会いしましょう。
 今年、参加できなかった人も、来年は熱いハグで、出会えることを願っています。
どうもありがとう。

Keep On Truckin'
















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