第7回 あさぎり天空祭り

2006年8月18日  INAKANO




 いつごろだったかなあ、昨年忍野デッドでApril Bandのヴォーカルとして、素晴らしくパンチの効いた歌を聞かせてくれたカナちゃんが Jerry Garcia Bandのレパートリー【The Maker】を歌ってくれるかもしれない、と言う情報が入ってきた。 その時 感じたことは、カナちゃんだったら、あの緩い独特の雰囲気の歌をうまく歌ってくれるだろう、と言うことだった。
 天空祭りに出発する前、、 April Bandのキーボード担当の井上さんから、天空祭りへの出演が急遽決まった。  メンバーはカナちゃんを中心にしたセッションバンドだと言う。  これは期待せざるを得まい。

【INAKANO】



 手元にセットリストがないのでどんな曲を演奏したのか、今は記憶も薄れたが、全体にジャジーな展開だったと思う。  歯切れよいアメリカン・ロックと言うよりは カナちゃんのヴォーカルを前面に打ち出した演奏が多かった。 バンドの一つ一つの音がくっきりと浮かび上がり、 今年のPAは一味違うぞ、と言う予感を持たせてくれた。


 ヴォーカリストとしてのカナちゃんは、日ごろの、少しはにかんだような様とは異なり、小さな体を存分に使って、迫力ある歌を聞かしてくれる。 バックのバンドは、さすがにメジャーなシーンでの経験からして、安定した中に力強い音をたたき出している。


 ステージ前は、まだ人影もまばらな状態だった。 そんな中で、平均年齢、50を超えているかと思えるメンバーが並んで聴き入っていた。  身内の仲間の歌に、少し心配げな表情が見え隠れする(笑)。


  4~5曲目だったと思う。 デッドのSpaceを思わせる、少しラテンテイストな展開を含む演奏から【The Maker】へと移行する。 思ったとおり、少しハスキーな良く通る声で、抑揚に乏しいが美しいメロディを持つ難曲をいともたやすく、自分の歌にして唄い切っている。
 世の中に【The Maker愛好会】なるものが存在すると言う。 Jerry Garcia Band・オリジナルのDaniel Lanois などの歌うThe Makerだけを集めたCDが存在するほどだ。 もちろん、市販されているわけではない。  マニアックなことではこの人の右に出るものはいないのでは?と僕に思わせる、某宇宙船艦長氏の手になるCDだが、 このCDを聞きなれた人たち(愛好会)をも充分納得させられる歌と演奏だったと思うのだが、、、。


 どうだ!この歌いっぷり。 僕は昨年の忍野デッド以来、カナちゃんHeadsを名乗っているのだ。



 ステージを遥か遠くに望む森の傍にベースをかまえ、まったりと時を過していた、一部で熱烈なファンを持つYARZのドラマーであり、 今回はドーム型テントの提供として祭りに参加している【ひょうこま】の 代表者のケンゴ君がたまらずステージ前に飛び出してきて踊りだした。
 目が合うと、凄いヴォーカルだねえ。  いるんだねえ、日本にもこんなヴォーカルが、、、。
   数多くのセッションをこなしている彼の耳は確かだろう。 無名だけど、確かに凄い歌い手だ。 今年は聞けないと思っていただけに、僕にとって、INAKANO(このネーミングは井上さんとカナちゃんの名前を冠したものだが、 プログラムにはINOKANAとして記載されてあったが急遽変更された)が聞けたのは、嬉しい出来事だった
後半は新しい編曲で、おなじみのアメリカン・ロックがのりのりで演奏された。 祭りの冒頭からこんなに踊らされると先行き心配である。



 INAKANOの演奏が終わって自分のテントサイトへ戻ろうとしていたら、妖精ちゃんとタカコちゃんに遭遇。  タカコちゃんとは、主にChina Cats関連のイベント・ライブで何度か顔を合わせているが、 それほど親しいと言うわけではなかった。 今回、一緒に踊っているシーンが何回もあって、お陰で一気に親しくなれたと思っている。  今後も何回も出会っていく関係なのだろうな。 よろしく。

 


行き当たりバッチシ!!を身上とする妖精ちゃん。 祭りやイベントで出会うと、ただ単なる変態オヤジ、ハンドルネームとは 余りにもかけ離れた風貌(大笑)、ひょうきんな話っぷりからは誰が想像できるだろう、かなりの知識人だ。  僕にいわせると、人は見かけによらない、と言う言葉を代表する人物である。(あ、これは、一応、褒めてるんだからね) 


 トラックの荷台の上で干してあったシュラフを取り込み、一人でぼやっとしてても仕方がないので、溜まり場へ行こうとしていたら 前方に車が止まった。 すると、パッとドアが開いて女性が飛び出してきた。
 ナベサ~~~~ン!と叫びながら、突進してきたのは、 昨年、天空祭りで初めて会ったハリケン・ハニー(サリーじゃないのが残念なような、、、、笑)こと、アミちゃんだった。
 いかに久しぶりとはいえ、あの真昼間、いきなりの熱い抱擁は少し照れたなあ。(笑)
Warlocksのベースマン・イッチーさんと女王様・とよこ嬢も一緒だった。 先に到着していたYOSさんとはハーレー仲間と言うことで 僕たちは、僕のトラックのそばにYOSさんのターフとイッチーさんたちのターフを並べて村を作った。


 テント・ターフの設営が終わると早速、焼肉パーティ。 オイオイ、いくらなんでも早すぎるだろう?なんて思ったが、 とっくにお昼の時間は過ぎていたわけで、早朝から飲んだり食べたりしていた僕は、そのことをスッカリ失念していた。
 通りかかった小上馬さんを強制連行し、押しかけてきたたかこちゃんと妖精ちゃん、写真には写っていないけどYOSさんと 愛犬豆藏を交えて、アミちゃんが北海道から大量に持って帰ってきた塩ホルモンで舌鼓。 これはうまかった。

 


Keep On Truckin'
















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