TWIN PEAKS @ 磔磔1
2004年2月14日 夜
旧友から久しぶりに便りが届いた。 彼がリード・ギターで参加している The Grateful Dead Tribute Band 【TWIN PEAKS】のライブをやるから、見に来ないか?と言う事だった。
京都の老舗ライブ・ハウス【磔磔】にて、開くと言う。 赤城山から京都までは結構な距離がある。 友人は、我が家の両親の亡くなった時期を覚えてくれていて、その時期になると私が大阪の菩提寺に出かけるはずだ、その時期にライブをやれば出かけて気安いだろう、と言う事で日程を調整したと言う。
今年は私の両親が亡くなってちょうど7回忌の年だ。 京都には割烹料亭で接客の修行をしている娘もいる。 両親の法事と娘に会う、TWIN PEAKSのライブにも参加できる。 なんともうまい具合な理由が見つかったものだ(笑)。 仕事の日程を調整し、1泊2日の強行スケジュールで出かける事にした。
赤城山から関越藤岡ジャンクションで上信道に入り、快調に飛ばす。 3時間ほどで、松本と豊科の間にあるパーキング・エリアに到着。 人間様とお犬様とのトイレタイムだ。 天気は上々。 しかしアルプスから吹き抜けてくる風は冷たい。 犬達を散歩させて、パーキング・エリアから見渡せる、北アルプスをバックに記念撮影。
我が家の愛犬の内写真の2尾は14歳。黒い方は、既に白内障の悪化でほとんど目が見えない。階段や排水溝等では、つまづいてしまう。
中央高速から東名高速道路へ入る頃から、天気は下り坂。 時折、にわか雨がフロント・ガラスをたたく。 いつものように快調に追い越し車線を走る(笑)。 前回、TWIN PEAKSのライブに出かけた時は、80キロ制限のところを135キロで走っていて、覆面パトカーに捕まった。 今回は慎重に走るもデッドを聞きながら、自分のリズムで走っていると、ついつい140キロ等で走っている事に気付く。 関ヶ原の峠を抜けたところにあるトンネルの出口に自動速度取締機=オービスがあった。 小雨のため、80キロに制限されたスピードをはるかに越えて走っていて、思わずシマッタ! と思ったが、どうやら無事だったようだ。
まず、最初は大阪の菩提寺へ。 すんなりと東名吹田>東大阪を経て、灘波へと進めば良いものを、山科から新しく出来たらしい道路へ進入。 この道路が、途中で終わってしまい、門真市など大阪の東に位置する街を抜けるのに苦労する。
2時頃、一心寺に到着。早速法事の読経を申し込み、無事終了したのが、3時過ぎ。 大阪に来ると必ず寄りたい、新世界の串揚げ屋さんへ向かう。 大阪狭山に住む姉さんの旦那がその昔、チンピラだった頃に通っていたと言う店を教えてもらっていたのでそこに向かう。 ジャンジャン横町と言うらしい、賑やかで、コテコテの大阪を感じさせてくれる界隈にその店はある。
大阪の人なら誰でも知っていると言う【ドテ焼き】。 筋(スジ)肉を味噌だれで煮込んだものだそうだ。 こりこりした歯ごたえ、少し濃ゆい目の味噌味は、甘く味付けがしてある。 二人で三本をたのむが、私は本来味噌味が好きでないので、これだけにしておいた。
その後は、各々好きなものを揚げてもらう。 たくさんならんだメニューの中から2〜3品づつ注文して行く。 1品90円から250円くらいまでの値段がついている。 わたしは、カキや海老など海産物を中心に注文。 大量の油でカリッと揚げられた串揚げは、想像するよりサッパリしていて、幾らでも食べられる。
大きくザックリ切られたキャベツはどんなに食べてもタダ! ソースは多分ウースターをベースにした、その店独自のオリジナルなんだろうか? キャベツや揚げ物をこのソースにつけて いただく訳だが、店内のあちこちに大きく【ソースの2度付け禁止】と張り紙がある。 何の事かと言うと、一度ソースをつけて、食べ始めたものをもう一度ソースに浸けてはいけない、と言う事だそうだ。
結局、運転があるためにビールを飲めないにも関わらず、二人で25〜6本を食べたと思う。 3000円ほどの会計は、美味しさからすると、なんだか得をした気分。 お腹がはち切れんばかりでした。
大阪の中心街を取り巻く高速道路、環状線はいつ走っても怖い。 狭い地域をグルグル廻っている訳だが、私の印象では、関西の運転手は進路変更のランプで合図をしても全然よけてくれない、どころがどんどん割り込んでくる。 ところに寄っては、車線が5〜6車線もあるので、真ん中を走っていようものなら、目的の出口になってもなかなか出る事が出来ず、もう何度か環状線を走ってしまう事になってしまう(笑)。 まるで、ケージの中をグルグル廻っている二十日鼠になった気分が味わえるのだ(笑)。
なんとか娘の住む京都の祇園のアパートに着いたのが5時過ぎだったろうか? あわただしく荷物をおろし、犬達を娘に預け、アパートを出て、ぶらぶらと花見小路を散策しながら、磔磔へと向かう。 すっかり暗くなった花見小路の料亭には、赤いちょうちんが灯っていた。
娘は、昼間は高台寺の隣の老舗割烹で、夜は花見小路の比較的新しい料亭で、仲居さんの修行をしていた。 そのお店付近を歩く女房どの。
四条通に出た辺りで私の携帯電話がなった。 聞きなれない声が聞こえてくる。 もしもし、Asadaですが、、、。 エ? ようやく分かった、神戸在住のasadenさんからだった。 出かける前に今夜のライブにお誘いしていたのだけど、愛娘のお誕生日を控えていて、京都へ出かけてくるのは難しい、と聞いていたので思わぬ、嬉しい電話だった。 四条河原町に着いたそうだ。 私達は、10分ほどで着くはずだから、電話ください、と言っておいたけど、阪急電車の駅前に、それらしい人はいなかった。 河原町から、新京極へ向かう途中で、再び電話が入る。 asadenさんは、すでに磔磔に到着したそうだ。
薄暗い磔磔の前で、asadenさんと会えた。 早速初対面の挨拶と、ハグを交わす。 爽やかな笑顔の好青年(推定30前後)だと思ったが、後に40近くになると聞いた(笑)。
磔磔に入ると、一番奥の椅子席を確保。 そこで、名古屋から来た、卓平ちゃんにあった。 TWIN PEAKSのOGURA氏と大学時代バンドを組んでいて、前回のライブではゲスト出演し、【ホテル・カリフォルニア】を演奏した仲間である。 卓平ちゃんからバンドの様子を聞くと、2階の控え室にいると言うから、挨拶に行った。 お馴染みの顔が、やや緊張気味に並んでいた。
一応、演奏前の記念撮影をと言う事になり、右端、asadenさん、左端、卓平チャンを入れての撮影となる。 asadenさん、何を見ていたんだろう?
asadenさんだったか卓平チャンだったかが、私も入った写真を撮ってくれた。 左端の人は誰だか聞き忘れたが、右から、せっちゃん、私、キーボード、ドラム、OGURA、リード・ギター、後ろ右ベース、ひだりドラム。
和やかな談笑のあと、私達はバンド・メンバーを残し、1階へ移動。 卓平ちゃん、asadenさんとビール等を飲みながら話し込む。 asadenさん、見かけに寄らず、結構冗談を飛ばし、私達は大いに笑った。
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